2014年06月08日
奥黒部源流を巡るテント旅
折立から奥黒部源流を巡るテント旅
2013年09月12日(木) ~ 2013年09月15日(日)
昨年の9月の最初の連休に遅めの夏休みをあわせて3泊4日の山行に行ってきました。
一昨年は新穂高からピストンで雲ノ平。
今回は折立からループで薬師平-雲ノ平-黒部五郎岳を回ってみました。
中日二日は晴天、最終日は台風の影響で荒天でした。
奥黒部を巡るテントを担いでの一人旅。
黒部源流の自然の奥深さを感じた4日間でした。
仕事が終わって仮眠してから高速で一路、富山へ
愛知から富山は遠いですね。
林道のゲートの開く前に到着して少し仮眠。
起きるとゲート前には車の列が並んでました。
【1日目】 折立-薬師峠
行動時間(休憩含む) 5時間57分 曇りのち雨
6:57折立-9:08三角点9:00-10:51五光岩ベンチ-
11:47太郎平小屋(食事休憩)12:30-12:54薬師峠キャンプ場
コース状況/その他周辺情報:
【折立-太郎平】 三角点までの樹林帯は急坂で泥濘あり。以降は整備良好。
【太郎平-薬師平】 木道です。木道の下りは濡れて転倒しやすいです。
【薬師峠キャンプ場】 水が豊富。トイレもきれい!最高です^^
【2日目】 薬師峠-雲ノ平
行動時間(休憩含む) 8時間20分 曇りのち晴れ(夜の初め雷雨)
5:50薬師峠キャンプ場-6:17太郎平小屋-8:59薬師沢小屋9:20-11:53木道末端
-13:11雲ノ平山荘(食事休憩)13:40-14:10雲ノ平キャンプ場
コース状況/その他周辺情報:
【太郎平-薬師沢】 木道やベンチが整備されています。橋が数か所あり。
【薬師沢-雲ノ平】 薬師沢付近ハシゴ多し。長い急坂は濡れた岩多く転倒注意。
【雲ノ平】 木道です。
【雲ノ平キャンプ場】 溶岩台地にある歩いて二日かかるキャンプ場。今回は水は沢山出ていました。(一年前は水少ない)
【3日目】 雲ノ平-水晶岳-鷲羽岳-黒部五郎木舎
行動時間(休憩含む) 10時間55分 晴れ(夜の初め雷雨、夜間雨風時々強し)
4:40雲ノ平キャンプ場-6:07祖父岳6:12-7:03ワリモ北分岐(ザックデポ)-7:40水晶小屋-
8:10水晶岳8:20-8:47水晶小屋9:10-9:30ワリモ北分岐(ザック回収)9:40-
10:45鷲羽岳11:00-12:00三俣山荘(食事休憩)12:40-15:35黒部五郎小屋
コース状況/その他周辺情報:
【祖父岳-ワリモ北分岐】 小さなハシゴが連続してある以外は危険個所なし。
【ワリモ北分岐-水晶岳】 水晶岳山頂付近岩場。それ以外は危険個所なし。
【ワリモ北分岐-鷲羽岳】 ワリモ岳直下の岩場は要注意。
【鷲羽岳-三俣小屋】 ややざれて歩きにくいです。
【三俣小屋-黒部五郎小舎】カールは雪渓あり。沢道の下り部分がわかりにくい。
【4日目】 黒部五郎小舎-黒部五郎岳-太郎平小屋-折立
行動時間(休憩時間含む) 10時間03分 雨のち晴れ
5:07黒部五郎小屋-7:24黒部五郎岳7:30-9:35赤木岳-10:20北ノ俣岳
-11:48太郎平小屋(食事休憩)12:17-14:00三角点14:10-15:10折立
コース状況/その他周辺情報:
【黒部五郎小舎-黒部五郎岳】 カール広くペイント見失わないように注意。
【黒部五郎岳-太郎平】 アップダウンがつづきますが歩きやすいです。
有峰林道の開門6:00を待って折立へむかいます。
有峰林道は有料です。普通車往復1,800円
今回の目的は、まだ行ったことが無い富山県側からのルート開拓。
そして水晶岳と黒部五郎岳の初登頂、二度目の雲ノ平を楽しむこと。
なんとか計画通りに歩くことが出来ましたが、距離的にきつかったです。
自分の体力にあわせるともう1泊あったほうが良かったですね。
後半二日はかなりオーバーワークで、気力体力総動員って感じでした。
黒部源流を巡る旅は二度目ですが、行けばいくほど引きつける魅力が黒部にはありますね。
昨年、鷲羽岳で眺めた二座(水晶岳、黒部五郎岳)を今回登ることが出来ました。
今回の山行で、存在感を示し続けた薬師岳の雄大な山容。
今度の目標は薬師岳を絡めた計画を立ててみたくなりました。
水晶小屋から裏銀座の縦走路も魅力たっぷり!
順番に歩いてみたいです。
昨年三俣小屋で見かけた一冊の本 「黒部の山賊」
今年こそはと立ち寄って買ってみました。
三俣小屋のオーナー伊藤正一氏の著書です。
表題の黒部の山賊にまつわる話や黒部源流の開拓史がつづられています。
黒部源流の情景を思い出しながらページをめくりました。
「黒部の山賊」 おすすめですよ。
これを読んだら、もう一度黒部源流をゆっくりと歩いてみたくないました。
そして三俣小屋にも滞在したくなりますね。
僕の場合は、テン場ですが(笑)
Posted by しましまパパ at 22:43│Comments(0)
│奥黒部源流
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