ガスの甲斐駒ケ岳&晴天紅葉の仙丈ケ岳♪

しましまパパ

2012年10月21日 16:58





紅葉真っ盛りの甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳に行ってきました♪
山が燃えるような鮮やかな紅葉でしたよ 
バスの運転手さん曰く標高2500Mあたりが紅葉しているとか。

仙沢峠をベースキャンプに初日に甲斐駒ヶ岳、二日目に仙丈ヶ岳の行程です。
今シーズン最後のテン泊(手持ちのシュラフでは十月が限界)を楽しんで来ましたよ。



10月5日

土曜日の夜に国道153号を走って仙流荘の無料駐車場に23時に到着。
降りしきる雨の中、車中泊です。


10月6日

朝5時にはバス乗車券の販売開始のアナウンス。
えっ!始発一時間前だよ(・o・)
連休対応で5時過ぎにはバスは順次発車していきます。
慌て準備して5時20分発に乗車。
6時過ぎには北沢峠に到着です。
バス会社の前倒し対応は素晴らしかったですね。


  

本降りの雨が止んだばかりの北沢駒仙小屋テン場はすでにテントでいっぱい!
広大なテン場だけあって、運よく川沿いの平場に設営出来ちゃいました♪

設営後、ガスと霧雨の中、甲斐駒ヶ岳に出発です。
建替え中の北沢駒仙小屋から橋を渡って駒ケ岳を目指します 。
登りは仙水峠経由。
サブザックで身軽なので快調!
途中の仙水小屋はしまっていましたが、裏のテン場には数幕張ってました。



  

仙水峠前のゴーロ状の地形は、日本庭園のようで趣深かったですよ。
ただし岩場が雨でぬれて滑りやすかったですね~。


[北沢峠→仙水峠→駒津峰]
沢沿いの樹林帯を登るとゴーロ状の岩の上を歩きます。
仙水峠からは再び樹林帯の登り。





   

ところが駒津峰以降は岩場で渋滞発生してました(>_<)
連休の中日だけあって物凄い混雑です。
甲斐駒ヶ岳って人気なんだ~^^;
直坂コースも更に渋滞でしたけど、岩場は面白かったですo(^-^)o
雷鳥にも会えました♪


[駒津峰→直坂コース→甲斐駒ヶ岳]
やせた岩尾根なのですれ違い渋滞しやすいです。
直坂コース前半は岩を攀じ登ります。
後半は白い砂礫の急坂です。






 百名山の甲斐駒ヶ岳2967m

渋滞もありましたが11時半には山頂に到着です。
甲斐駒ヶ岳の山頂はガスで視界ゼロ(ρ_;)
それでも山頂は多くの人でごった返してます。
甲斐駒ヶ岳人気恐るべしです。
山頂は落ち着けないので摩利支天を目指します。


[甲斐駒ヶ岳→摩利支天→駒津峰]
白い砂礫の巻道コース。
摩利支天は分岐からトラバースした後、岩尾根伝いで辿り着けます。
巻道コースは歩きやすいです。



   

摩利支天は甲斐駒ヶ岳山頂と打って変わって人影も無く独り占めです^^
しばらくするとガスが晴れて素晴らしい景色が垣間見れました。
すごい絶壁!





 甲斐駒ヶ岳山頂はなかなか雲がとれなかったんですが、一瞬だけ姿を現しました。
雲をまとった甲斐駒ヶ岳はとても幻想的で夢中でシャッターを切りましたよ。



   

下山は双児山コース。
みなさん帰りのバスの時刻を気にしてかかなりハイペース。
北沢峠に着いたのは3時でした。


[駒津峰→双児山→北沢峠]
ハイマツの斜面を下ると樹林帯に入ります。
双児山まで登り返した後はひたすら下ります。
樹林帯は下るほどぬかるんでました。



  

北沢峠から少し下った分岐
左に曲がり北沢駒仙小屋を目指します 。

テン場の水場は流水たっぷり!






 川沿いの我が家は快適です^^

テン場のわが家は川沿いの景色独り占め♪
このテン場は気に入りました。
夕方はかなり冷え込んできましたね。
暖かくして早々に寝ちゃいました。



10月7日コースタイム

 仙流荘駐車場 5:20仙流荘-伊奈市営バス-6:10北沢峠
 -6:26北沢駒仙小屋(幕営)7:25-8:20仙水峠8:29-9:32駒津峰9:42
 -11:09甲斐駒ケ岳(昼食)11:30-11:58摩利支天12:10-13:12駒津峰13:25
 -14:54北沢峠-15:10北沢駒仙小屋




10月7日

夜2時起床。
夜空は満天の星★
今日の天気は期待出来そうです。
3時50分にテン場を出発。
小仙丈ヶ岳経由で仙丈ヶ岳を目指します。
ヘッドライトで真っ暗闇を歩くのは初めて。
前後に人影は無く、赤テープと踏み跡を頼りに進んで行きます。
迷わないか心配でしたが標識も整備されていたので助かりました。
大滝ノ頭でようやく明るくなって一安心。





 森林限界を超えて六合目で日の出です。
地蔵岳のオベリスクも見えています。




 甲斐駒ケ岳、アサヨ峰、地蔵岳と日の出





 雲海も朝焼けです 





 北岳と富士山
早朝は富士山もくっきり見えていますね^^




 鋸岳2685mと八ヶ岳と雲海
展望抜群の尾根伝いの登山道。





 小仙丈ヶ岳2855m 
小仙丈ヶ岳からの景色も最高でした。




 小仙丈ケ岳から見た仙丈ケ岳
小仙丈沢カールも立派です。



   

ぐんぐん登ってますよ~
お空が大きいや^^

振り返ると素晴らしい展望!

仙丈ケ岳小屋への分岐を通過して山頂を目指します。





 仙塩尾根と大仙丈沢カール




  

カールの上端につけられた登山道を歩いて山頂へ。
三つのカールをもつ仙丈ヶ岳はゆったりとした山容で登山道は歩きやすかったです。
仙丈ケ岳の頂上まであと少し


[北沢駒仙小屋→二合目→大滝ノ頭→小仙丈ヶ岳→仙丈ヶ岳]
樹林帯の登り。
森林限界を超えるとハイマツと岩場。
小仙丈ヶ岳の岩場が核心部。
全体的にゆったりとして歩きやすい。
カール上端歩きは雲上の散歩道。






 仙丈ケ岳3033m

百名山^^
晴天の仙丈ヶ岳山頂は素晴らしかったです!




 富士山(日本No.1)と北岳(日本No.2)





 間ノ岳





 塩見岳と遠くに荒川岳
塩見岳。。。今夏、無謀な挑戦しましたねぇ~^^;




 大仙丈ケ岳の遠く向こうは夏に登った鳥倉ルートかな?





 中央アルプス






 甲斐駒ケ岳と鋸岳と八ヶ岳



   

下山は仙丈ヶ岳小屋に立ち寄って、紅葉の見事な馬ノ背を歩きました。





 紅葉真っ盛りで別世界の美しさです。






 馬ノ背から眺める仙丈ケ岳




   

沢を渡って大滝ノ頭へ戻りテン場へ下ります。
仙水小屋は閉鎖中でした。
10時20分にはテン場到着です。


[仙丈ヶ岳→仙丈ヶ岳小屋→馬ノ背→大滝ノ頭→北沢駒仙小屋]
よく整備されており歩きやすいです。
馬ノ背から大滝ノ頭へのトラバースは沢を数箇所通過。
ロープの張られた箇所では沢水で濡れた岩に注意。






 北沢駒仙小屋テン場から眺める仙丈ケ岳

連休最終日だけあって幕の数がだいぶ減っていますね。
お天気なので久々の乾燥撤収です。





 北沢駒仙小屋テン場から眺める摩利支天

良いテン場です~♪



  

乾燥撤収してバス停へ。
時刻表より早く12時20分発のバスに乗れました。
バスの運転手さんのガイドは駄洒落いっぱいで楽しかったです。
仙流荘の日帰り湯で汗を流してさっぱり。
併設された売店の百円おやきは美味しかったです(o^~^o)



10月8日コースタイム

 4:00北沢駒仙小屋-5:25大滝ノ頭5:27-6:18小仙丈ケ岳6:25
 -7:18仙丈ケ岳7:35-7:48仙丈小屋8:05-8:37馬ノ背ヒュッテ
 -9:18大滝ノ頭-10:24北沢駒仙小屋(昼食・撤収)12:00-12:15北沢峠
 -伊奈市営バス-13:05仙流荘









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